オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『CHLOE/クロエ』

Chloe, 96min

監督:アトム・エゴヤン 出演:ジュリアン・ムーアアマンダ・セイフライド

★★★

概要

夫の浮気が気になる妻の中年の危機。

短評

アマンダ・セイフライドの肉体的魅力が爆発しているエロサス。当ブログでも彼女の出演作の記事で何度か言及しているのだが、おっぱいのコンディション的にも、映し方的にも、素晴らしく眼福な一作に仕上がっている。クレイジーサイコレズな展開にスリルを感じることはないし、年齢の割には体型をキープしているジュリアン・ムーアのヌードも決して嬉しくはない。それでもアマンダのおっぱいだけで十分に及第点に達する加点要素である。おっぱいバンザイ。

あらすじ

大学教授の夫デヴィッド(リーアム・ニーソン)の携帯をチェックして、学生との浮気を知ってしまった妻キャサリンジュリアン・ムーア)。彼女はレストランのトイレで娼婦のクロエ(アマンダ・セイフライド)と知り合い、夫を誘惑して反応を報告するように依頼する。デヴィッドとの痴態を赤裸々に語るクロエだったが、彼女には秘密があった。

感想

クロエが黒のセクシーな下着を身につける冒頭のシーン。デヴィッドと“密会”したホテルの一室にキャサリンを呼び、バスルームでローブを着ているところを見られるシーン。そして、クロエがキャサリンの息子マイケルと交わるシーン。これらのシーンは、いずれも“斜め後ろ”や“横”から撮影されており、おっぱいのてっぺんを拝むことができない。通常であれば、「“微妙に見えない”セコいアングル」と切って捨てるところなのだが、この時のシルエットにアマンダのおっぱいの魅力が凝縮されている。

見事な釣り鐘型のそれは、前方向へと突き出すしっかりとしたボリューム感がある。また、膨らみとアンダー部の接地面積が絶妙であり、クーパー靭帯と重力とが完璧な拮抗状態を保っている。「プリッ」と「ズシン」と「たわわ」のパーフェクト・バランスと言ってもよい。あまりにプリッとしていると(たとえそうでなくとも)偽物感が出てしまうし、ズシンとし過ぎていても萎びているように感じられる。いつまでもは続かない、一瞬の煌めきがそこにはある。乳首を映さずにそれを表現しきったのは、離れ業と賞賛して然るべきだろう。

当時20代半ばのアマンダが大半のシーンで乳首を隠してしまっている一方で(少しは映る場面もある。見られるという意味では嬉しいが、見せるならもっとはっきり見せてほしい)、当時アラフィフのジュリアン・ムーアは堂々と晒している。脱ぎっぷりは同じはずなのに、この見せっぷりの違いは何なのか。普通、「ピンク色の乳首」と言えば「よいもの」と認識されているが、ジュリアンのそれはピンクすぎて、「薄ピンク色」こそがよいものであると正確に表現する必要を感じた。アマンダはその意味でも素晴らしい。

申し訳程度におっぱい以外にも言及しておく。クレイジーサイコレズな展開が今ひとつ盛り上がりに欠けるのは、きっと理由やタイミングが不明確だからだろう。どんでん返し的ではあるのだろうが、クロエがキャサリンに惹かれる切っ掛けが分からず、(結末を知っていれば)分かりやすい伏線を張っている割には唐突感がある。クロエが「男って勝手」と泣いているところで二人が出会うのだが、だからと言って男以上に彼女を都合よく扱うキャサリンに執着し続けるのは無理がないか。一度好きになった後は何でもいいのか。

マイケルは恋人(ニーナ・ドブレフ)にフラれて気の毒だったが(その会話中にノックもせずに部屋に入ってくる母親がいるのも気の毒)、綺麗な巨乳のお姉さんと交われて羨ましい。デヴィッドは、「勃たなかったけど、咥えたら勃って、挿れたらすぐ果てちゃった」とまで言われていたのに、実際には何もできていなくて、こちらはこちらでお気の毒。果たして、その挿入時間にキャサリンは真実味を感じたのか。それとも、若い娘に興奮した夫が暴発したことに嫉妬したのか。

デヴィッドが友人夫婦とレストランで“娼婦探しゲーム”に興じている。高級レストランにおける“金持ちそうな男”と“美女”の組み合わせである。下衆な遊びかとは思うが、恥ずかしながら三十郎氏も似たようなことをしたことがあるのを思い出した。学生時代に友人と“分不相応”なレストランに入った時、おっさんと若い美女の二人組がいた。そして、「これはそういう関係に違いない」と納得した。「こういう店はおっさんが愛人を連れてくる場所なのだな」「我々にはまだ早かったのかもしれん」と居心地の悪さを覚えつつも、やはり食事は美味しかった。金と権力に靡く美女が後を絶たないわけである。

『恍惚』というフランス映画のリメイクらしい。

クロエ (字幕版)

クロエ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video