オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『マチェーテ・キルズ』

Machete Kills, 107min

監督:ロバート・ロドリゲス 出演:ダニー・トレホメル・ギブソン

★★★

概要

マチェーテが大統領の依頼を受けて軍需企業の陰謀と戦う話。

短評

プラネット・テラー』に挿入されたフェイク予告編が実際に映画化された作品の続編。このアイディア的な面白さは前作で消化してしまっているものの、派手なグロ描写や阿呆なおっぱい描写、繰り出される小ネタ大ネタの数々が相変わらず楽しませてくれた。三十郎氏の好きなアンバー・ハードを筆頭に美女が多数出演しているのも良い。男性キャストも無駄に豪華である。荒唐無稽であるほど喜ばれる、“何をしても許される”感が凄い。

あらすじ

アメリカ大統領(チャーリー・シーン)から「メキシコの革命家メンデスを捜し出して必要とあらば殺せ」との依頼を受けたマチェーテダニー・トレホ)。ミス・サンアントニオアンバー・ハード)や娼婦セレーサ(ヴァネッサ・ハジェンズ)の協力を得てメンデスに近付くも、メンデスの胸には心臓が止まるとミサイルが発射される装置が付けられていた。装置を解除するためメンデスをアメリカへ連行しようとするマチェーテだったが、高額賞金に釣られた殺し屋たちや軍需企業の陰謀が襲いかかる。

感想

「無料じゃ情報を渡さないわよ」とマチェーテに迫るミス・サンアントニオ。嗚呼、羨ましい……。彼女がドレスを脱いでおっぱいを拝めるという正にその瞬間、「3Dメガネを着用してください」の表示が。そのまま謎色彩の映像へと移行しておっぱいは見られない。どうしても見たくて家にあるIMAX 3D用のメガネを試してみたがダメだった。おっぱいを出すのもエクスプロイテーション映画のお約束だろうに。アンバー・ハードが脱ぎ惜しみすることなんてないだろうに。前作には無駄おっぱいが出てきたのに。

そもそもおっぱいを控えたところで、マチェーテに切断された頭部は景気よく飛んでいくし、ヴォス(メル・ギブソン)の未完成兵器で内蔵は飛び出すし、グロ要素だけでも絶対にR指定を避けられないだろうに。何故だ……。しかし、爆笑してしまった事実は否定できない。それにしてもアンバー・ハードは悪女役が抜群によく似合う。彼女が出演するノワール映画を撮って後世に残すべきだと思う。

ちゃんとおっっぱいが出てこない代わりに、「男は皆女のアソコに翻弄される連中」と嫌悪する娼館の女主人(ソフィア・ベルガラ)が、おっぱいから鋭利な金属を、マシンガンを、そして股間から銃を登場させるという少年漫画的なエロ要素がある。流石にミサイルは出てこなかったので次回に期待。彼女の手下の娼婦が履いている股間とお尻の部分に穴の空いたズボンはどこに売っているのだろう。男性が履けば公然わいせつ罪に問われるだろうか。少なくとも迷惑行為防止条例には引っ掛かりそう。

マチェーテを看護する三人のナース(エレクトラ&エリース・アヴェラン、マーシー・マディソン)が素敵だった。三十郎氏も怪我をして目覚めたら、眼前にあの光景が広がっていてほしい。きっとすぐに元気になるだろう(別の意味で)。

ヴォスの手下サロールが、ミラージュマンことマルコ・サロールである。チリのローカルヒーローから順調にステップアップしている。マチェーテに腹を切られても死なず、抉り出された腸がヘリに巻き込まれて粉砕という派手な死に様だった。それでも再度登場した時はマチェーテよりも不死身なのかと驚いたが、流石にそれは設定が用意されていた。

エクスプロイテーション映画風にフィルムの傷加工がなされておらず、普通に精細な映像だったのは逆に違和感があった。

最初にお馴染みのフェイク予告編が流れて、その内容が本作の続編『マチェーテ・キルズ・アゲイン・イン・スペース』。そこに向かってストーリーが進んでいくという斬新な展開である(ちなみに宇宙の女はキャリー・ヘルナンデス)。以前より三十郎氏は「続編はまだか!ダニー・トレホが最低限のアクションすらできなくなってからでは遅いぞ(現在75才)」と心配していたのだが、2021年の公開がトレホ本人からアナウンスされたらしい(これも撮影できるのか怪しい情勢だが)。て言うか、トレホがインスタやってたなんて……。なんかショックである。

 
 
 
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2021

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彼が流行に乗っかった投稿が面白すぎたので掲載しておく。使いこなしてるな。

 
 
 
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ついでにこれも。こんなに写真を紹介するなんて『スーパーガール』のメリッサ・ブノワ以来である。

 
 
 
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マチェーテ・キルズ(字幕版)

マチェーテ・キルズ(字幕版)

  • 発売日: 2014/08/19
  • メディア: Prime Video