オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『課外授業』

Lezioni private(The Private Lesson), 87min

監督:ヴィットリオ・デ・システィ 出演:キャロル・ベイカー、ロザリーノ・チェッラマーレ

★★

概要

生徒に自慰行為を盗撮された音楽教師がセクハラされる話。

短評

これまでに観てきた桃色少年たちよりも年上なのに奥手な18才が主人公の筆おろし映画。同じように年上女性に性の手ほどきを受けるのだが、少々年上過ぎて三十郎氏には厳しかった。主演のキャロル・ベイカーは40代半ばで、綺麗なお姉さんというよりも熟女である。これは三十郎氏のストライクゾーン外である。同級生の女の子たちの方が明らかに可愛いというのも辛い。ジャンルがコメディの割には笑えるシーンが少なかったが、終盤の怒濤の展開は爆笑ものだった。

あらすじ

亡くなった音楽教師の後任として田舎の学校に着任したラウラ・フォルメンティ(キャロル・ベイカー)。生徒の一人アレッサンドロは、ひと目見た時から彼女に猛烈に惹かれるようになる。彼の友人ガブリエーレは、ラウラが自宅で自慰行為に耽る姿を盗撮し、ノーブラ出勤を強いるといったセクハラ脅迫を開始する。

感想

ラウラ先生は「う~ん、ちょっと……」という感じ。アレッサンドロには可愛い彼女のエマヌエーラ(レオノーラ・ファニ)がいるのに、どうして熟女に惹かれるのか理解できない。年上女性への憧れという感情は理解できるが、少々年上過ぎやしないだろうか。イタリア人はストライクゾーンが広いのか。家で谷間を見せびらかして18才の息子に「はい、あ~ん」とベッタリな母親の影響なのか。アレッサンドロの伯父の家にいる露出度の高いロジーナ(フェミ・ベヌッシ)の身体も豊満で、監督の趣味が見え隠れしている。ところでロジーナはどこまでしてくれたのだろう。

ラウラ先生は音楽家としてのキャリアの代わりに私生活を犠牲にしており、溜まったものを自慰行為で発散している。音楽に聞き惚れて生徒におっぱいを押し当て、バスの中で無意識に乳を弄って対面の男に見せつけと、かなり欲求不満な熟女である。ガブリエーレのセクハラにも喜んでいたのではないかと思う節がある。彼女は要求される前に自ら進んで服を脱いでいたりする。従って、アレッサンドロの想いが実ったというよりも熟女が若い男を求めた感があった。

彼女を脅迫するガブリエーレが実はゲイで、想い人アレッサンドロを魅了する彼女に嫉妬して脅迫していたことが判明するという衝撃の急展開。噴水のシーンはそういうことだったのか。コンドームの配布シーンも意味が変わってくる(三十郎氏も貰ったことがあるのだがまさか!?)。写真のネガを取り戻したアレッサンドロとラウラ先生が感謝のセックス(=自分がしたいだけ感あり)をして、自信をつけたアレッサンドロがエマヌエーラと青姦。彼女の初体験は青空の下である。全裸の二人が草むらを駆け出してじゃれ合うシーンでジ・エンドという唐突感の凄い終盤だった。それまではイマイチ笑えなかったが、終盤は勢いが凄かった。

おっぱいの大きさを気にするエマヌエーラちゃんが可愛い。彼女は「男もズボンに何か詰めるのかしら?ダンスの時に大きくなる」と発言している。三十郎氏は詰めていない。「私だってしてみたい」と迫る素敵な彼女がいるのに熟女と交わるなんてアレッサンドロは罪深い男である。ラウラ先生の手ほどきのおかげでエマヌエーラとの行為がスムーズにいったわけだが、初体験どうしでまごまごすることこそ貴重な体験ではないかと思う。彼女の若々しいおっぱいも素敵だったが、自転車で転んで怪我した彼女の脚をアレッサンドロが舐めるシーンがフェティッシュだった。感染症の危険があるぞ。

本編と何の関係があるのか分からないが、全裸ロングコートの変態露出狂が登場する。若い女性には成功して大喜びしていたが、熟年観光客には喜ばれて逆にビビってしまい、子供たちには無残に撃退されている。一体なんだったんだ……。

アレッサンドロの父が「おっぱいなら毎晩映画で見られる」と発言していた。確かに三十郎氏も毎晩のように見ている。

課外授業 (字幕版)

課外授業 (字幕版)

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