オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『テスター・ルーム』

The Quiet Ones, 97min

監督:ジョン・ポーグ 出演:オリヴィア・クック、ジャレッド・ハリス

★★

概要

科学的な実験でポルターガイスト問題を解決しようとする話。

短評

41:29のシーンでオリヴィア・クックちゃんのおっぱいが一瞬だけチラ見えする一作である。好みの女優のおっぱいが見られる。一体他に何が必要だと言うのか。……いや、やはり必要である。アダルトサイトでその瞬間だけを確認するのならともかく、90分強を費やして一本の映画を観るならば、“他”も欲しい。三十郎氏は贅沢な観客なのである。“他”の部分は、実験と称して男女がアレコレしている間にオカルトする、大して怖くないホラー映画だった。

あらすじ

1974年。オックスフォード大学のコープランド教授は、超常現象は人間の負のエネルギーから生ずるものだと考えていた。そこで彼は、18才までの記憶がないという精神病の少女ジェーン(オリヴィア・クック)を被験体として仮説の実証に挑む。実験のメンバーは、カメラ係のブライアン、メカニック担当のハリー、お色気担当のクリッシー(エリン・リチャーズ)に教授と被験者を加えた五人である。

感想

お色気担当がいるということは、起こる事が起こる。ハリーとクリッシーはカップルなのでアツアツぶりをブライアンに見せつけ(それはベッドが壊れる程に激しい)、ブライアンは欲求不満である。そこに危うげな美少女ジェーンがいるのだから、彼女に対して思いを募らせるのも無理はない。しかし、そこはお色気担当。一人の男で満足するはずもなく、クリッシーは教授とも関係を持っている。しかし、教授はクリッシーの誘いを断り、ジェーンを膝枕している。五角関係の完成である。何やってんだ、こいつら。

オリヴィアちゃんのおっぱいが見られるのは、彼女の入浴シーン。なんとブライアンが撮影中である。彼女は「今、私の中にイーヴィがいるの。私の中に入れば彼女に触れられるから抱いて!」とブライアンに迫る程に(羨ましい)、積極的かつガードの緩い美少女である(お風呂では「触っていいのよ」とも)。ジェーン以外にもクリッシーの入浴シーンもある(こちらのおっぱいは微妙に見えない)。恐らく監督はこう考えたのであろう「入浴シーンであれば、おっぱいが映っても自然なはず」。そして、二つの入浴シーンが不自然に挿入される結果となった。映画の面白さとは関係ないが、助平根性丸出しな発想は大いに評価したい。

オリヴィア・クックは病んだ少女を演じていても可愛かった。たとえバイオハザード化しようとも、三十郎氏は彼女が好きである。ギャーギャー騒いだりオカルトパワーを発揮したりで魅力的な役とは言えないが、それでも彼女が可愛いことに変わりはない。三十郎氏は、これからも彼女を応援します。

本作に出てくる“実験”があまり科学的だとは思えないのだが、70年代の超常現象研究の現場はどうだったのだろう。先日読んだ『世にも奇妙な人体実験の歴史』でも滅茶苦茶な実験が繰り広げられていたし、学域の怪しさからしても方法論が確立されていなかったのかもしれない。そんな教授を雇えるなんてオックスフォードは資金が潤沢だな。

ブライアンがカチンコの代わりに手をパンと叩いている。音声を別録りしている様子が見られないのだが、意味があるのだろうか。あのカメラは映像・音声の一体型で、それぞれを別メディアで記録しているのだろうか。彼の撮影した映像と普通の映像が両方使用されているため、実話を装った映画としても中途半端になっていたと思う。EDロール前の写真は明らかに創作だろう。

テスター・ルーム(字幕版)

テスター・ルーム(字幕版)

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