オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『JAWS IN JAPAN ジョーズ・イン・ジャパン』

Jaws in Japan, 69min

監督:ジョン・ヒジリ 出演:滝沢乃南中島愛里稲垣実花奏木純春野恵

概要

グラビアアイドルがキャッキャしたりギャーギャーしたりする話。

短評

もはや嫌な予感すらしないので正直観たくなかったのだが、それでも「サメ映画であれば一応目を通さねば……」という義務感に駆られる。もちろんつまらないし、辛いを通り越して虚無である。サメは最後にメガロドンより巨大なのがちょろっと出てくるだけでサメ映画としての見どころは皆無。おっぱいの大きなグラドルがキャッキャしているが、映像の半分くらいが(無意味な)POV方式のため映像も見辛い。映像の使い回しが多く、70分すら長い。

あらすじ

沖縄に遊びに行った女性二人がサメに襲われるかと思いきや、地元のイケメンに襲われて、最後にサメが出てくる話である。心霊ホラー風の演出がなされているが怖くはないし、特に意味もない。

感想

これまでにも酷いサメ映画をたくさん観てきたが、本作は「最低」と言い切ってよいだろう。見どころもなければ独創性もない。「制限があるなりに何か一つでも観客にインパクトを残そう」という制作者の気概が微塵も感じられない。主演の滝沢乃南は、イメージビデオに全裸のカメラマンが映り込んだことが発覚して引退した人である。本作はグラドルたちと海に行けた時点で目的が達成されてしまった映画なのではないか。

おっぱいの大きなお姉さんたちが出てくるが、映像は大変見辛く画質も悪い。彼女たちのファンならば、大人しくイメージビデオで拝んでいる方が有益である。演技も素人そのものであるため、これなら企画ものの桃色女優たちの方が上手いのではないかと思われる。大人しく桃色女優を出演させていれば水着でシャワーを浴びる不毛なシーンを撮らずに済んだのに(海から上がった時のシャワーではなく「お風呂気持ちよかった」という台詞があるし、出た時に着替えている)。

「桃色映像のドラマパートより出来の悪い映画だな」と思ったところで、「桃色映像にサメというジャンルはあるのか?」と考えた。調べてみると『バイブヘッドシャーク水中アクメ』という作品が存在した。桃色業界のカバー範囲の広さには毎度のことながら驚嘆する。サンプルを見る限りでは、この映画よりも突き抜けていて笑えそうだった。

ドタドタと突進してくる女性を、悠々と待ち構えるイケメンが突き飛ばされて「うわぁ~~」と情けなく叫ぶシーン。全てが間違っている。一体何を考えればこんな酷いショットを撮れるのだろうか。

調べてみたところ、出演したグラドルたちの内、春野恵以外が全員引退済みというあたりに哀愁を感じる。グラビアアイドルは映画出演を実績としてアピールに利用できる分だけ、桃色女優よりも安く使えるという事情でもあったりするのだろうか。なんて汚いサメ映画なんだ。

JAWS in JAPAN

JAWS in JAPAN

  • メディア: Prime Video