オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『ゲームオーバー!』

Game Over, Man!, 101min

監督:カイル・ニューアチェック 出演:アダム・ディヴァイン、アンダーズ・ホーム

★★

概要

ホテルの客室係がテロリストに立ち向かう話。

短評

阿呆しか出てこない阿呆なコメディ映画。陰茎が丸見えだったり、陰茎が飛んでいったりする。Netflixの自由さを感じるが、三十郎氏は陰茎を見たければ自分の陰茎を見ればよいわけで、他人の陰茎を見て喜ぶ趣味はない。流石に作り物だとは思うのだが、陰茎を振り回して太股にペチペチしてしていたりと、描写や作りは無駄にリアルである。包茎も出てくる。

あらすじ

「他人のセックスを想像しながら使用済みコンドームを拾う生活はもう嫌だ」と嘆くホテルの客室係、アレックス(アダム・ディヴァイン)、ダレン、ジョエルの阿呆三人。彼らはホテルで開催されたパーティーに出席している大富豪に、開発中のゲーム・コントローラー、スキンテンドーを売り込もうとするが、ホテルがテロリストに占拠されてしまう。開発資金獲得を目指して阿呆三人組の下品な『ダイ・ハード』が始まる。

感想

下ネタとグロが連発である。陰茎以外にも、大量の使用済みコンドームや、首吊オナニー中の死亡事故偽装、客室で盛り上がって始めてしまうテロリストのゲイカップル、肛門攻め、獣姦や屍姦への言及があり、とても子供には見せられない内容である。グロの方も気合が入っていて、頭部や人体がやたらと爆発するし、ハイヒールが頭にグサッといくシーンもある。とにかく悪ノリだけを集めて構成された映画という印象である。

ただ下らないことをするだけでは、笑えるシーンは撮れても面白い映画にはならない。バカをやるだけの映画というもバランスが難しいものである。本作は、本当にバカをやる“だけ”で、バカな行為はバカな行為として独立しており、それらが上手く物語を構成できていない。三十郎氏は下ネタもグロも下品な笑いも好きなのだが、犬の爆発させるのはアウト。人間はいくら吹き飛ばしても構わないが、犬はダメである。

死体にスキンテンドーを着せ、ロボ・ゾンビ化して操り、テロリストへ突撃を仕掛けるシーンは面白かった。最大の見せ場と言ってもよいシーンなので、もう少し引っ張ってもよかったと思う。

ダレンが「大麻じゃもう効かないから」と吸引しているサルビア。たまに名前を聞く花のサルビアに幻覚作用があるのかと驚いたが、サルビア・ディビノラムという特定の種類にのみそのような成分が含まれているそうである。つまり、そういう目的で普通のサルビアを植えても無駄ということか。

サルビア乾燥葉 重量150グラム

サルビア乾燥葉 重量150グラム