オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『アンダーワールド 覚醒』

Underworld: Awakening, 88min

監督:モンス・モーリンド、ビョルン・スタイン 出演:ケイト・ベッキンセール、テオ・ジェームズ

★★

概要

セリーンに娘が生まれてた話。

短評

シリーズの前日譚となる前作を観て、この物語についていくばくかの理解を得たつもりの三十郎氏であったが、どうやら色々と勘違いをしていたようである。“禁断の愛”を主軸とするラブ・ロマンスが核心なのだと思ったら、マイケルとは序盤で離ればなれになってそれっきりだし。悪辣な吸血鬼の支配に対する狼男たちの反乱が肯定されたのかと思ったら、セリーンは再び吸血鬼と手を結んで狼男と戦っている。

あらすじ

吸血鬼と狼男の対決に、遂に人間が介入して三つ巴である。人外たちの超人的能力を前に人類が蹂躙されるのかと思いきや、彼らには銀と紫外線という明確な弱点があるので、逆に人類が彼らを虐殺である。ここに何世紀にも渡り終わることのなかった両者の戦いに終止符が打たれ……となっては話が続かないので、ひたすらセリーン(ケイト・ベッキンセール)が悪い奴らを倒す展開にシフトチェンジである。三十郎氏も、もしもの事態に備えて、CMで白人のお婆さんが腋の臭いチェックしている銀入りの制汗スプレーでも買っておこうか。

感想

そんな強い人類に捉えられたセリーンは、全裸にひん剥かれ、おっぱいを隠すポーズで冷凍保存ポッドへ。何者かの助けでポッドからの脱出に成功した彼女は当然全裸である。そして彼女が手にするのはブーツとボンデージのみ。2作目で彼女がボンデージの下はノーブラであることが判明したが、本作でノーパンであることも明らかになる。とんだ変態クール・ビューティーである。もっとも吸血鬼は人類とは異なる排泄器官を有するのかもしれない。残尿感や尿漏れ、便の拭き残しの心配がなければパンツなんて無用の長物である。人間の尺度で変態扱いするのは短絡的である。

セリーンはいつの間にか出産させられていたらしい。マイケルが消え、マイケルとの子どもが新たに現れたことで、“禁断の愛”は混血種を生むための道具となった感がある。そんなに混血種が欲しいのなら、三十郎氏は吸血鬼の美女に種を提供するにやぶさかではありませんよ。リーガン・マクニール的な覚醒を見せる娘は怖いから育てられないけれど。

大きなライカンの治癒力を逆手に取って手榴弾を埋め込む展開は笑えた。吹き飛ぶ姿が間抜けに綺麗である。

不老不死のはずの吸血鬼だが、演じる人間は寄る年波には勝てず少々老いが見える。明らかな変化としては、ケイト・ベッキンセールの眉が太くなったことだろうか。

90分もない映画なのにエンドロールが10分もある。確かにCGは気合が入っているが、そんな超大作なのか。

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