オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『ダイ・ハード2』

Die Hard 2: Die Harder, 123min

監督:レニー・ハーリン 出演:ブルース・ウィリスウィリアム・サドラー

★★★

概要

不運な刑事が空港でテロリストと戦う話。

短評

一作目は日系企業のビルの話、三作目はサミュエル・L・ジャクソンが出てくる話と記憶しているが、それらの二作と比べてなんだか影の薄い気がするシリーズ二作目。理由は分からない。きっと三十郎氏の個人的な問題だろう。主人公は引き続き、まだまだ髪の生えているブルース・ウィリス。前作からあまり時間が経過していないので当然である。本作では暖かそうな服を着ているし、雪も降っているのでクリスマス感がある。しかし、夏の暑苦しいアクション大作である。

あらすじ

ビルから空港へと舞台を移している。空港といえば警備が厳重なイメージだが、マクレーンが関係者以外立入禁止の場所に自由に出入りしていたり、記者までもが勝手に管制塔に入り込んだりと、この空港のセキュリティはザルである。これはテロリストに狙われるのも無理はない。大忙しのクリスマス・シーズンで細かいところまで手が回らないとは言え、これではマクレーンが何人いても足りない。

感想

完全に孤立無援で一人戦い抜いた前作と比べれば、周囲にたくさん人がいるので孤立無援感は薄れている。もっとも警察は相変わらず無能揃いであるため、マクレーンが孤軍奮闘を強いられることに変わりはない。

映画の最終盤になるとマクレーンの妻ホリーが危機的状況に陥るので、マクレーンは何が何でもテロリストを殲滅せねばならんという動機が生まれるが、それまでは無理して事件に介入していく理由はなかったように思う。それでも怪しい出来事を無視できず、また事件の臭いに吸い寄せられてしまうのがマクレーンという男なのだろう(あるいはマクレーンが事件を吸い寄せる)。それがヒーローなのである。フィン・シェパードにも似たところがある。

飛行機から漏れた燃料を導火線に使った爆発シーンは、迫力とバカげた面白さが圧巻である。テロリストを吹っ飛ばし、更に残った導火線が誘導灯代わりになることで、きれいに大団円へと着地する。しかし、劇中では既に一機分の乗客乗員全員が死亡しているわけで、本作で描かれる内容は悲惨な事件として報道・記憶されるに違いない。

マクレーンと妻の関係は前作から改善を見せており、更には空港職員のお姉さんにマクレーンがナンパされるシーンもある。ヒーローはモテるのだ。

パウエルがトゥインキーを食べている。だから太る。

グロックX線検査に映らないというのは嘘らしい。

ダイ・ハード2 (字幕版)

ダイ・ハード2 (字幕版)