オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『ピーターラビット』

Peter Rabbit, 94min

監督:ウィル・グラック 出演:ローズ・バーン、ドーナル・グリーソン

★★★

概要

ウサギと人間の戦い。

短評

三十郎氏にとってピーターラビットと言えばキューピー3分クッキングである。服を着た可愛いウサギということしか知らなかったが、こいつは案外お茶目な奴なのだな。ピーターラビットに限らずウサギそのものについてもモフモフした可愛い生き物という認識しかなかったが、やはり彼らは害獣なのである。

あらすじ

“Pure Evil”ことマクレガーを(不摂生による)死に追いやって我が世の春を謳歌するウサギたち。長きに渡る人間との戦いは終わった。優しい画家のビア(ローズ・バーン)と楽しく暮らしていくはずだった。しかし、春という季節は短い。家を相続したマクレガーの又甥・トーマス・マクレガー(ドナルド・グリーソン)が現れて戦いの第二ラウンドが幕を開ける。

感想

ウサギかわいいな。かわいいだけじゃなくて腹黒いところもあるけど、やっぱりかわいい。げっ歯類なので、あの長い耳がなければ巨大なネズミなのだろうけど、現にかわいい耳がある。かわいいウサギたちが活き活きと動いている。皆のキャラも立っている。原作とはかなり違うところもあるようだが、原作を知らない三十郎氏には十分に楽しいものだった。

トーマスとは本気で殺し合っている。トーマスは爆弾でピーターたちの家を吹っ飛ばすし、逆にアレルギーで殺されかけもする。一歩間違えば陰惨な物語になってしまうところだが、ちゃんとコミカルである。人間がウサギにではなくウサギが人間に罠を仕掛けるという逆転の展開は愉快。ウサギはかわいいだけではない。ずる賢い。基本的にはウサギの視点に立って映画を観るのだが、トーマスのイライラもよく伝わってくるのが面白い。

動物のCGはリアルと3Dアニメの中間といった趣。ブタなんかはアニメ寄りなのだが、ウサギは割とリアルである。と言うよりも現実のウサギがアニメみたいにかわいいのである。三十郎氏はうさぎ島と呼ばれる大久野島に行ったことがあるのだが、思った以上に彼らはピーターラビット的だなと感動したものである。参考までに写真を貼っておこう。

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大久野島では宿舎の前やフェリー乗り場の付近は競争が激しいのか、カラスに襲われるのか、毛並みがお疲れ気味のウサギが多いので、島を一周して人の少ないところに行った方がピーターラビット的なウサギに会うことができる。前歯を使ってポリポリとニンジンを食べる姿は超絶可愛いので是非準備していくべきである。

Vampire Weekendの曲がサントラに使われている。学生時代によく聞いていたバンドなので懐かしかった。

ピーターラビット™ (字幕版)