オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『ランペイジ 巨獣大乱闘』

Rampage, 107min

監督:ブラッド・ペイトン 出演:ドゥエイン・ジョンソン、ナオミ・ハリス

★★★

概要

動物が巨大化&凶暴化する話。

短評

遺伝子操作で巨大化したゴリラとオオカミとワニ。これらの巨獣に立ち向かえる人類はただ一人、ゴリラ的筋肉の持ち主ドゥエイン・ジョンソンである。彼はゴリラと会話できるし、銃撃を受けてもピンピンしている。どちらが怪獣なのか分からない。なお、残念ながらサメは巨大化しない。その場合はドゥエイン・ジョンソン以外の男が必要となる。

感想

原作のゲームはプレイしたことがないが、映画と同じく巨獣が街で暴れまわるという内容らしい。映画でも思う存分に暴れまわってシカゴの街を破壊している。圧倒的な大きさとパワーをもって都市を壊滅させる有無を言わさぬ迫力が最大の魅力だが、序盤は自然の中で暴れており、ちゃんと順を追って盛り上げていくのが好印象だった。

一昔前は哺乳類をCGで再現するのは難しいという印象だったが、ピーター・ジャクソン版『キングコング』にはじまり、『キングコング: 髑髏島の巨神』やリブート版『猿の惑星』シリーズを経て、実写の背景に対し違和感のないレベルへと進化している。ジョージはコングではないので、(悪辣な)美女に溺れることはなかった。彼女がブロンドならどうだっただろう。

アルビノのゴリラ・ジョージは単純に巨大化するだけなのだが、オオカミのラルフは背中に棘が生え、空を飛ぶ。ワニのリジ―は邪悪な恐竜である。もしここにサメが加わっていたなら、きっと宇宙に行っただろう。ワニは3D映えしそうである。

ジョージとの会話をはじめコミカルな要素も多い。元から空っぽの頭を極限まで空っぽにして楽しむべきポップコーンムービーで、迫力と笑いは十分に要求を満たしているのだが、容器に入ったまま飲み込ませた解毒薬に効果はあるのだろうかといった疑問も浮かぶ。

レンタル版のBDに収録された未公開映像には、アレクサンドラ・ダダリオの魅惑のビキニ姿が収められている。イカやタコと思しき巨大生物の存在も示唆されており、埋もれさせておくのは惜しい。ダダリオさまのおっぱいには埋もれたい。エイミー役のブリアンヌ・ヒルが好みだったのに、出番が少なくて残念だった。

ジョージのように人間と手話で意思疎通できるゴリラが実在しており、プライムビデオでドキュメンタリーが見られる。正直なところ懐疑的な見方にも一理あると感じるので、不十分なドキュメンタリーではあるが、研究員の女性の若き日の姿がとっても美人なので彼女の主張を信じたい。

ランペイジ 巨獣大乱闘(字幕版)