オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『ロスト・バケーション』

The Shallows, 86min

監督:ジャウム・コレット=セラ 出演:ブレイク・ライブリー

★★★

概要

ブレイク・ライブリーがサメに襲われる話。

短評

サメよりも尻とカモメが気になるサメ映画。本作のサメは空を飛んだり、宇宙に行ったりはしない。至極真っ当なサメ映画である。真っ当じゃない方のサメ映画も4作品が配信されているようなので観てみようかな。夏と言えばサメである。

感想

ブレイク・ライブリーのビキニ姿の眩しさよ。スラリと伸びる引き締まった脚、バランスの良い二つの膨らみ、そして何と言ってもプリケツ。彼女がパドリングする姿を後ろから捉えた序盤のショットこそ正にこの映画に求めていたものである。眼福、眼福。

それがサメに襲われて岩礁に逃げ込んでからは、お尻の出番がぐんと減ってしまう。岩礁に倒れ込んでいるときなんてカメラがグルグル回っているのだから、後ろからも映せばよいではないか。何故映さない。他にも「今だ!尻を映せ!」と言わんばかりのシーンで尻が映らない。三十郎氏は大変不満である。最後に浜辺に辿り着いたときには、お山の膨らみを横からばっちり捉えているし、もっとサービスショットを。サメ映画にも潤いを。

あまりにも人間慣れしていてCGかと疑いたくなるカモメは実物だそうである。これがCGだったとしてもクオリティに驚愕するが、実物だと分かっても賢さに驚愕する。鳥という生き物を躾ければここまで演技ができるのか。三十郎氏よりも賢いのではないか。三十郎氏は鳥頭を自認しているが、鳥に失礼かもしれない。てっきりカモメがGoProを岸まで運んでくれるのかと思ったら、そうではなかった。

サメはちゃんと怖いサメである。一度襲っただけでは飽き足らず、いなくなったかと思ったらウロウロと粘着しているストーカー気質のサメである。透き通った波の中からぬらりと黒いシルエットが現れる登場シーンが一番怖かった。サメとの決着シーンは格好いいのだが、かなり深そうだったし減圧の問題とかは生じないのだろうか。

XperiaとBaby-GとGoProの宣伝はやり過ぎだろう。

原題の“The Shallows”は浅瀬という意味なのだが、どうして複数形なのだろう。

 

*追記

これが全てのはじまりであった。「真っ当じゃない方のサメ映画も4作品が配信されているようなので観てみようかな」なんて気軽に考えるんじゃなかった。

ロスト・バケーション (字幕版)