オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『スキャナーズ2』

Scanners II: The New Order, 104min

監督:クリスチャン・デュゲイ 出演:デヴィッド・ヒューレット、デボラ・ラフィン

★★

概要

スキャナーズ第二世代。

短評

監督が替わり主要キャストも続投していない設定だけが引き継がれたタイプの続編。このタイプの続編を続編扱いすることには抵抗があるのだが、正統な続編なのだから仕方がない。

細かい箇所に違いはあるものの、野良スキャナーが組織に連行されて、最終的に悪いスキャナーをやっつけるというプロットは前作と同じである。

感想

プロットだけではなく見せ場も同じである。序盤で頭部を爆発させ、ラストはスキャナーどうしの戦いである。なんと工夫のないことか。大抵の続編は、ストーリーは劣化するものの、オリジナルで受けた描写をパワーアップさせ、映像が派手になる傾向がある。本作はそんな傾向に抗い、グロ描写は控えめにストーリーはオリジナル同様に退屈である。最後は爆発させろよ。超能力者が敵を念力で投げ飛ばす方向に派手にしようとしたのには閉口した。

相手の見ている映像が見えるという新たな能力が追加されている。主人公はこの能力で敵の組織を探るのだが、なんと見ている映像を流すのではなく視野を乗っ取られているいる人物を映している。観客の見たいものを見せる気がないらしい。

スキャナーズ2

スキャナーズ2