オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『ゴジラVSモスラ』

Godzilla and Mothra: The Battle for Earth, 102min

監督:大河原孝夫川北紘一 出演:別所哲也小林聡美

★★

概要

モスラとバトラがゴジラと戦う話。

短評

シリーズ第19作。『シン・ゴジラ』の登場までは平成のゴジラ映画で最大のヒット作だったようだが、三十郎氏には今ひとつ。どうやら一般的な観客と三十郎氏は趣味が合わないらしい。

感想

大人気のモスラである。1961年の単独作品で初めてその姿を見せ、以降ゴジラシリーズに度々登場し、90年代には3作の単独作品が製作されている。東宝怪獣総選挙なる人気投票において一位を獲得したというのだから、実際に人気なのだろう。

正直に言って三十郎氏はあまりモスラが好きではない。モスラの特徴として、ゴジラに勝つ強さ、形態変化、人間や他怪獣との意思疎通が挙げられるだろう。この三番目が好きではない。コミュニケーションをとれるという怪獣らしくなさがモスラの個性を際立たせているが、三十郎氏は怪獣らしい怪獣が見たい。それが人間に都合のよい存在であれば「ペットじゃないんだから……」と白けてしまう。

善玉扱いされているモスラだが、案外狡猾な一面を見せる。バトラを洗脳して味方につけ、ゴジラを運ぶときには危険な頭側を持たせる。自分は安全な尻尾を掴んでいるのに。案の定バトラは殺されてしまう。

モスラやバトラの羽の動きは空気抵抗を感じるしなやかさがあったが、幼体時代を含めて胴体の質感はテカテカしておりチープだった。ゴジラの鳴き声も可愛らしいものに変わっており、昭和ゴジラと同じく作を重ねる毎に子供向けにシフトしている印象である。

モスラの歌はシュールで笑ってしまう。

ゴジラVSモスラ

ゴジラVSモスラ