オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『ファースト・キル』

First Kill, 101min

監督:スティーヴン・C・ミラー 出演:ブルース・ウィリスヘイデン・クリステンセン

★★

概要

父親が息子を奪還すべく頑張る話。

短評

最初の20分で一家の背景を説明して、次の20分で事件が発生し、残りの1時間を使ってブルース・ウィリスがまるっと解決!と思いきや!である。パッケージにこれだけデカデカとブルース・ウィリスが写っているのにブルース主演のアクション映画じゃないなんて!アクション映画ですらなく、どちらかと言えばクライム・スリラー。驚くことには驚いたが、盛り上がりはしなかった。

あらすじ

ウィル(ヘイデン・クリステンセン)と息子のダニーが故郷で鹿狩りに興じていると、二人の男が揉めているヤバそうな場面に遭遇する。すると一人の男がもう一人を撃つ。撃った男がウィルたちに気付いたので、ウィルは男を射殺する。ところが、撃たれた方の男が生きていてダニーを人質に取られてしまう。さあどうする、お父さん。

感想

主演はヘイデン・クリステンセンである。『スター・ウォーズ EP3』以降も俳優業を続けているようだが、B級映画好きでなければその姿を見ることはない。本作も漏れなくB級映画である(C級と言ってもよい)。アナキン時代と変わらぬ彼の微妙に締まりのない演技が見られる。

ブルース・ウィリスが活躍しないという意外な展開以外は、意外性のない展開。意外性がなくとも、盛り上がったり、緊張感があればよいのだが、なんだか湿っぽい。ブルース演じるハウエルは定年後の人生を語り出すし、犯人の抱えるありがちな事情が必要以上に重い。映画のラストもスッキリせず、「誰も得しなかったなぁ……」とモヤッとした気分にさせられる。

ファースト・キル(字幕版)

ファースト・キル(字幕版)