オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『ショーガール』

Showgirls, 131min

監督:ポール・バーホーベン 出演:エリザベス・バークレーカイル・マクラクラン

他:ラジー賞最低作品賞、最低監督賞、最低主演女優賞(エリザベス・バークレー)、最低新人俳優賞(エリザベス・バークレー)、最低脚本賞ジョー・エスターハス)、最低主題歌賞『Walk Into The Wind』、1990年代最低作品賞

★★

概要

女性が全裸や半裸で踊る話。

短評

おっぱいがいっぱいである。最低映画の誉れ高き一作であり、確かにクソ映画だが、三十郎氏は不道徳な世界を見るのが嫌いではないし、おっぱいがいっぱいである。しかし、いっぱい過ぎてさすがに食傷気味である。

あらすじ

ラスベガスにやって来たノエミ(エリザベス・バークレー)がダンサーとしてなりふり構わず成り上がっていく。ストリッパーとして、大きな舞台のダンサーの一人として、そして舞台の主役へ。

感想

ストリッパーの仕事を卑下するつもりはないが、スターダスト(閉業済み)で行われているダンスショーとストリップ・クラブの差異が見えない。どちらも暖色の妖しいライトに照らされながら乳を放り出して踊っている。桃色ダンスショーを見せられても「これが憧れの舞台なのか」と思ってしまう。局部を見せるかどうかで芸術として扱われるか否かが決まるのだろうか。やはりおっぱいは卑猥ではないのだ。結局のところ、芸術なんて高尚なお題目を並べたところで、皆おっぱいが見たいだけなのである。中世の絵画に描かれている美しいおっぱいだってそういう目的に決まっている。

ある意味では強い女なのかもしれないが、ノエミのキャラクターが好きになれなかった。彼女はとにかく攻撃的である。周囲に当たり散らし、暴力を振るう怖ろしい女である。それでも周りの女たちが都合よく助けてくれる。強いというよりも好き放題しているようにしか見えないのだが、結果が出ればそれが強いということなのかもしれない。嫌な世界である。

二度あるセックスシーンがいずれも気違いじみている。ノエミとザックがプールで交わるシーンはあまりに激しい。激しすぎて陰茎がもげるのではないかと心配になるが、思わず笑わずにはいられない。もう一つは、モリーが憧れのスターであるアンドリュー・カーヴァーに犯されるシーン。カーヴァーは自分で犯すのではなく、お付きの人に彼女をレイプさせ、本人はモリーの顔を舐めている。変態である。

氷で乳首を立たせたり、ストリップ・クラブで「また日本人客だよ」と嫌がられているのが笑いどころ。