オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『海賊じいちゃんの贈りもの』

What We Did on Our Holiday, 95min

監督:アンディ・ハミルトン、ガイ・ジェンキン 出演:ロザムンド・パイクデヴィッド・テナント

★★★

概要

お爺ちゃんのお誕生日会とお葬式。

短評

家族ドラマの部分は少しありきたりだったり、ちょっと狙いすぎだと思うが、子どもたちのまさかの行動に笑わずにはいられない。

あらすじ

ゴーディ翁の誕生日を祝うためマクラウド一家の五人はロンドンからスコットランドはハイランド地方へ。ダグとアビーは離婚を控えた夫婦で喧嘩が絶えず、子どもたちはうんざりである。誕生日当日、ゴーディ翁はロッティー、ミッキー、ジェスの三人の孫を連れて、パーティーが始まるまで浜辺で過ごす。お陽様に照らされてうとうとしている内にゴーディ翁にお迎えがやって来る。さて、子どもたちはどうする?

感想

浜辺での出来事以外は可も不可もない。しかし、祖父と孫とのやり取りから衝撃の火葬をまでを見届けるだけの価値はある。子どもたちが祖父を運ぶ方法は機転が利いていて、そこも笑える。

子どもの目から見た大人は皆阿呆である。大人の目から見ると「それぞれ事情が……」などと忖度するが、子ども目に映る姿にこそ真実みがあるだろう。自分が他者にどう映るのかを考えるとき、子どもの視点というのは案外大切なのかもしれない。

スコットランドの自然の美しさに思わず息を呑む。