オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『ザ・コア』

The Core, 135min

監督:ジョン・アミエル 出演:アーロン・エッカートヒラリー・スワンク

★★

概要

地球の核に核を撃ちに行く話。

短評

第二の『アルマゲドン』を創るのは難しい。地球の核へ向かうという発想はロマンがあるものの、ボロボロのストーリーはもちろんのこと映像的にも何の魅力も感じなかった。

あらすじ

地球の危機を謎テクノロジーを使って解決しにいく。取って付けたようなトラブルが発生し、取って付けたような解決策が見つかる。取って付けたような自己犠牲が払われ、取って付けたように主人公は助かる。荒唐無稽なのは結構だが、順当に楽しむことはできないし、笑えもしない。

感想

核兵器を使うのは安全だけど謎兵器デスティニーを使うのは危険」なんて言われても実感が湧かない。どちらもギャンブル的な対応策であることは同じだろう。違いはせいぜい主人公たちに生き残るチャンスがあるかどうかくらいである。

スーパーハッカーのラットがチームに加わりネット上の情報統制が行われる。地上では異常現象が発生するものの、一般市民には何も知らされない。プロジェクトが失敗すれば人類滅亡なのに、何も知らせず秘密裏に行動する正当性はないだろう。困っている人々がほとんど出てこないおかげで人類滅亡の危機感も薄い。

阿呆映画であることは免れないのだから、せめて90分にまとめてほしい。上映時間だけ伸ばしたところで大作映画にはならない。

ザ・コア (字幕版)

ザ・コア (字幕版)