オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『ゴジラ対メガロ』

Godzilla vs. Megalon, 81min

監督:福田純中野昭慶 出演:佐々木勝彦林ゆたか

★★

概要

ジェットジャガー対メガロ。

短評

二作続けて宇宙人はよくないと思ったのか、海底人が侵略を試みるシリーズ第13作。ロボットではなく戦隊もののヒーローにしか見えないジェットジャガーが主役と言える一作である。ゴジラの出番は少ない。

感想

元々は人間サイズだが、強烈な意思の力で怪獣サイズに巨大化するジェットジャガー。意味不明である。意味不明だが、巨大化するものは仕方ない。そういうものとして受け入れるより他にない。

三白眼でなくなりクリクリお目々が可愛らしいゴジラ。日本人だけで対処できない問題が発生すると、颯爽と現れ立ち所に解決する頼もしい存在。これはきっと安保闘争に揺れた日本人の潜在意識に訴えかける緻密なプロパガンダに違いない。

カブトムシのようなメガロは昆虫らしく羽が開くギミックが備わっているのだが、他の怪獣と同じく空を飛ぶ時に羽が使われないのが惜しい。

今作もタッグマッチ路線は継続。前作では羽交い締めする側だったゴジラだが、ジェットジャガーに羽交い締めさせてドロップキックをお見舞いする。戦闘シーンで他に面白かったのは、炎に囲まれたゴジラがビビって、それを敵怪獣が喜ぶ小物的シーン。

トラックの座席の後部にエロ本の切り抜きのようなピンナップが貼ってある。おっぱいが写っている。子ども向け映画なのに大丈夫なのか。おっぱいは卑猥ではないのだ。

怪獣だけでは間が持たないと判断したのか、普通のアクション映画のようなカーチェイスが見られる。階段や急斜面を下るシーンはそれなりに迫力がある。

ゴジラ対メガロ

ゴジラ対メガロ