オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『サイレント・マウンテン』

Blood Runs Cold, 77min

監督:ソニー・ラグーナ 出演:ハンナ・オルデンブルグ、ラルフ・ベック

★★

概要

食人怪人に襲われる話。

短評

怪人の正体同様にストーリーは意味不明ながらも、エロとグロがバランス良く盛り込まれたスウェーデン映画。スウェーデン映画なのに英語を話しているのは何故だろう。世界に売り込むつもりだったのか。

感想

他人の家に無断で泊まり込んでいるのだから、襲われても当然といえば当然である。怪人は不法侵入者に対して毅然と対応しただけとも言える。ヒロインのウィノナが血の付いた床を何事もないかのように掃除するので、どこかで視点の転換があるのではないかと思ったが、最後まで普通のホラー映画だった。

人肉を食べる姿がハッキリと描かれていたり、首がきれいに飛んでいったりとグロには事欠かない。ヒロインが粘度の高い鼻水を垂らしているも好印象である。リアルなグロさではないので笑えるタイプのスプラッター

「気が変わったら部屋に来て」。言われてみたい台詞である。男なら誰でも気が変わる。低予算映画の観客の需要をよく分かっている。

怪人は攻撃を受けても血が出ず、色々と裏設定がありそうだが、何も説明されなくて良かった。正体を明かしても陳腐な映画が更に陳腐化するだけである。