オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣総進撃』

All Monsters Attack, 69min

監督:本多猪四郎 出演:矢崎知紀、佐原健二

概要

夢見がちな少年が誘拐されて脱出する話。

短評

完全にスピンオフ的な内容であり、スピンオフとしても映画化すべきなのか分からないシリーズ第十作。

感想

主人公の一郎少年はいじめられっ子と言っても、昭和のいじめはせいぜい仲間はずれにされるくらいで牧歌的である。夢と現実を混同しがちな危うい少年ではあるが、女の子と二人で登下校している辺り男子グループに埋没するよりも将来有望かも知れない。

一郎少年は鍵っ子である。もう少し大きくなれば鍵っ子という言葉の意味が変わり、母の「今夜は帰れないの……」という言葉に卑猥な妄想を巡らせるようになるだろう。

ゴジラ?そんなものはなかった。少年の夢をそのまま映画化するよりも、少年に夢を見させるような映画を作ってほしい。