オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『SF超人ヘラクレス』

Hercules in New York, 92min

監督:アーサー・アラン・シーデルマン 出演:アーノルド・ストロング、アーノルド・スタング

★★

概要

シュワちゃんが筋肉を見せびらかす話。

短評

シュワちゃんシュワちゃんでなかった時代、アーノルド・シュワルツェネッガーではなくアーノルド・ストロングだった時代の映画デビュー作である。なお、彼がアーノルド・ストロングを名乗ったのはこの一作だけで、時代というほど長くはない。

感想

ボディビルダーとしての輝かしい実績を引っさげて映画デビューしたシュワルツネッガー。俳優としての彼の筋肉はこの頃がピークなのだろう。とにかく筋肉が凄い。それ以外に見どころはないが、筋肉が凄い。他に書くことはない。

圧倒的筋肉でニューヨークを蹂躙したシュワルツネッガーだったが、俳優としての成功は本作から十年以上経ってからである。信じられないほどに下手な演技の改善に時間が掛かったのだろう。しかし、彼の下手すぎる演技が下界から浮いた半神の雰囲気を出しているとも言えるし、彼の超出世作もまたぎこちない演技が機械らしく見えたものである。

 

*追記

SF映画術』によると、シュワちゃんがタイムマシンを使えたなら出演をやめる映画だそうである。