オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『怪獣島の決戦ゴジラの息子』

Son of Godzilla, 85min

監督:福田純有川貞昌 出演:高島忠夫久保明

概要

ゴジラの子育て。

短評

悪ふざけとネタ切れが極まったシリーズ第八作。元からそうだと言ってしまえば身も蓋もないが、完全にターゲットを子どもと固定客だけに限定した印象である。「お前なんか相手にしてないんだよ」と無慈悲に切り捨てられた気がする。そろそろ引き際か。

感想

ゲスト怪獣のカマキラスとクモンガはその名の通りカマキリとクモが巨大化しただけである。キングコングモスラもまたゴリラや蛾が巨大化したものであるが、彼らには独自の設定や性格が付与されていたのに対し、カマキラスたちは単に巨大化しただけである。何の独創性も工夫もない。おまけにクモンガの糸を吐くギミックは幼モスラからの流用だろう。

果たしてミニラは気持ち悪いのか、可愛いのか。現代だと「キモカワいい」と形容されそうな容姿だが、公開当時はどう思われていたのだろう。

舞台は前作と同じく架空の島。地方巡業に飽きたのか、ミニチュアのセットを組む予算がないのか。子供だましに付き合ってくれる観客を頼って最小の努力で製作された印象である。

サエコの投擲力はオリンピックを目指せるレベル。

怪獣島の決戦 ゴジラの息子

怪獣島の決戦 ゴジラの息子