オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『ゴジラの逆襲』

Godzilla Raids Again, 81min

監督:小田基義円谷英二 出演:小泉博、若山セツ子

★★

概要

ゴジラが大阪を襲う話。

短評

シリーズ二作目にして早くも失速した感が否めない。特撮には進歩が見られるものの現代の観客が高く評価するようなものではないし、短い時間の割にアンギラス戦以降の間延びした展開も気になる。BGMも前作のように印象に残るものはない。前作の大ヒットを受けて急ピッチで製作された弊害が各所に現れた印象である。

感想

「水爆」という言葉の登場以外にはメッセージ性が喪失された完全なる娯楽作品。怪獣どうしを戦わせる今後のシリーズ展開への原点となっている。首を噛むという動物的決着を見せるのは気に入ったが、動きが軽く対決自体には迫力を感じなかった。大阪にやって来てもアンギラスと戦うだけで、人類への怒りは感じられない。

オキシジェン・デストロイヤー亡き世界でどうやってゴジラを退治するのかが一番の注目点だったが、人工的に雪崩を発生させて生き埋めにするというものであった。ここで疑問が二つ。「じっとしてないでさっさと逃げろよ」。ゴジラにツッコミをいれたくなるのは三十郎氏だけではあるまい。また、ゴジラは熱線を放射によって氷を融かすことができるのではないか。

ゴジラの逆襲

ゴジラの逆襲