オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『U Want Me 2 Kill Him ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム』

U Want Me 2 Kill Him?, 91min

監督:アンドリュー・ダグラス 出演:ジェイミー・ブラックリー、トビー・レグポ

★★★

概要

チャットにハマった少年の末路。

短評

チャットサイトという文化に懐かしさを感じたが、現在でもDMで似たようなことが行われているか。LINEだってチャットアプリなので、むしろ身近になっただろうか。「釣られた」人を笑うのは楽しいが、正体を知らない相手を信じるというのは恐ろしいものである。

感想

よくよく考えてみればおかしなことばかりなのだが、人は自分から見えない部分を都合よく補う習性を持っている。マスクの下には美しい鼻と口があると想像するように勝手に期待する。期待を増幅させる。美女の写真に一度食いつかせれば、あとは操り人形である。

釣られた側はお気の毒としか言いようがないし、これに懲りてネットの美女に近づかないようにしましょうねといったところだが、釣る側の動機が恐ろしい。愉快犯ならともかく、ここまで周到な計画が実話を基にしているというのだから驚かされる。

釣る側の動機をつくるためには必要な描写だが、学校の可愛い女の子とアレできる少年がチャットにハマるのは不可解に思えた。ネット美女のレイチェルよりも同級生のゾーイの方が可愛い。おっぱいも綺麗である。それでも男子高校生は年上の女性に憧れる生き物か。

「思春期的おっぱいジャンキーの気持ち悪いおっさん」の皮を被った三十郎氏だが、実は「金髪碧眼のセクシー美女」か「ジェイソン・ステイサムの如き格好いいハゲ」が日本語の練習のためにブログを書いているという可能性がなくはない。そう考えれば文章力の低さも、気持ち悪ささえも魅力的に思えてくるはずである。こんなことを書いていると気持ち悪さが増幅されるが、見えない部分は都合よく補完していただきたい。