オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『21オーバー 最初の二日酔い』

21 & Over, 93min

監督:ジョン・ルーカス、スコット・ムーア 出演:マイルズ・テラージャスティン・チョン

★★★

概要

21才の誕生日にはしゃぐ話。

短評

露骨に『ハングオーバー!』を意識した邦題だが、誰も二日酔いにはならない。「最初の二日酔い」とあるが、21才になり自由にバーに出入りできるようになっただけで、それ以前から飲酒していた描写がある。「最初」も「二日酔い」もタイトル詐欺である。

感想

タイトルと内容には相違があるが、善意の阿呆に悪意の阿呆、事態の収集を図る常識人というパーティー映画の黄金比が守られた内容はそれなりに楽しい。ソロリティにおけるお尻ペンペンの儀式や寮でのパーティーなどアメリカの大学らしい空気が感じられるのも良い。

気に入ったシーンは、ロデオマシンに乗ってゲロを吐き散らすスローモーションとチンコソックス姿の男どうしによるキスシーンの二つ。どちらもこちらが吐きたくなるほどに汚いシーンである。

ビアポンというゲームは相手が触ったピンポン玉の入ったビールを飲まねばならない。本作では口からピンポン玉を飛ばす離れ業まで登場する。潔癖症には拷問のようなゲームである。