オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

「不思議のダンジョン 風来のシレン」スマホ版

さんじうろうは、風来の旅に出た。

ZTE安心保証サービス」の最後に「風来の旅にでも出ようか」と書いたが、正体はこれである。平仮名やカタカナの六文字までしか使えないので、「さんじゅうろう」ではなく「さんじうろう」である。

三十郎氏は、この「ローグライク」と呼ばれるゲームのジャンルを愛しているが、恐ろしく下手くそである。運だけを頼りに進むには日頃の行いが悪いし、頭を使って戦略的に進めようにも使うべき頭脳がない。

それに加えてクリアを阻む三つの悪癖を有している。一つは、やたらとダッシュしたがること。一歩ずつ進むような慎重なことをしていれば、すぐにテンポの悪さに飽きて嫌になってしまう。空振りして罠を確かめるなんてもってのほかである。こんな大胆過ぎるプレイを続けていれば、すぐに事故が起こる。事故が起これば死ぬ。無情なゲームである。

一つは、アイテムを出し惜しむこと。三十郎氏は、生来の貧乏性である。好きなおかずも最後まで残しておくタイプである。しかし、このゲームをクリアするためには、決してアイテムを出し惜しみしてはいけないらしい。「もっと敵が強くなってきてから使おう」「今はまだ武器と防具だけでなんとかなる」「ここでアイテムを使うと後で困らないか」。そんなことを考えている内にあっさりとやられてしまう。無情なゲームである。

一つは、お竜を大事にし過ぎること。美女には弱い。ゲームも現実も関係ない。序盤では役に立つ仲間キャラだが、中盤以降は敵のレベルを上げる餌でしかない。ペケジや座頭ケチは雑に扱うのに、お竜の命を救おうとして窮地に陥る。阿呆である。

物理キーのないスマホは操作しづらいという声がある。確かに操作しやすいとは言えないが、以前「月影村の怪物 for Android」をプレイしていたこともあり、そこまで気にはならない。しかしながら、ボタンの配置には難があり、店主に話し掛けようとして矢を放つというミスを二度繰り返した。とりあえず操作に慣れようと思い「フェイの問題」を解いてみた。50問解き終えて「そろそろ操作にも慣れてきたな」と思ったら、報酬である「白紙の巻物」を倉庫に置こうとして読んでしまうというオチがついた。

そんな三十郎氏にも、何とか最初のダンジョン「テーブルマウンテン」をクリアをすることができた。山頂の町までの往復を繰り返して、装備を鍛えアイテムをかき集めて挑んだからである。「月影村の怪物」ではアイテムの持ち込みが五つまでに制限されていたが、本作では持ち込み放題、物量戦である。

テーブルマウンテン」をクリアしても、「魔蝕虫の道」「掛軸裏の洞窟」「食神のほこら」「儀式の洞窟」「死者の谷底」「フェイの最終問題」といった更に難しいダンジョンが待ち構えている。装備を鍛え続けて持ち込みありのダンジョンに挑むか、装備を失う心配のない持ち込みなしのダンジョンに挑むか。全てのダンジョンをクリアできることは恐らくないおかげで、いつまでも遊べるゲームになっている。

しかし、この「いつまでも」という点で問題がある。三十郎氏の探してみた限り、スマホアプリが当然備えているべき機能である「データの引き継ぎ」が本作にはない。どんなに装備を鍛え上げても、機種変更すればまた一から始めねばならない。機種変更はまだしも、スマホが故障してしまえばそこまでである。ゲームの中だけでなく現実の生活まで、一つ間違えば即死亡というのは辛い。アップデートで改善してほしい。

風来のシレンを始めてからデレステをプレイしなくなり、ログイン勢の軍門に下りつつある。これまではスタミナを溢れさせないように頑張っていたが、一度やらなくなると情熱が消え去ってしまう。しかし、シレンも鍛え上げた装備を失った時にやる気をなくすはずなので、その時に備えてイベント報酬アイドルくらいは確保しておきたい。

不思議のダンジョン 風来のシレンDS

不思議のダンジョン 風来のシレンDS