オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『LEGO ムービー』

The Lego Movie, 100min

監督:フィル・ロードクリストファー・ミラー 出演:クリス・プラットウィル・フェレル

★★★

概要

レゴで出来た世界を救う話。

短評

実写パート以外は全編CGアニメーションである。CGだと分からないくらいにレゴの質感がよく出ており、「これはコマ撮りでは無理だろう」と思うようなダイナミック動き以外は、コマ撮りと区別がつかない。動きの部分でも、霊体化したウィトルウィウスモーガン・フリーマン)が糸で吊るされてヒョコヒョコと上下する様は、実物を動かしているようにしか見えない(糸で吊るしているのを見せるというアイディアも秀逸で、ここはCGではないと言われた方が納得がいく)。

感想

単にレゴのキャラクターたちを動かしているだけではなく、建物や雲、海などもちゃんとレゴ・ブロックで出来ているように見えるのが素敵である。それもそのはず、父親がレゴ・ブロックで創り上げた作品を、息子が再構築して遊んでいるのである。この実写パートのおかげで作品のメッセージが奥行きあるものになっているが、究極のメタ的ネタバレとも言える。続編はどうなっているのだろう。

レゴは様々な商品を出しているので、本作にも作品の枠を超えて多くのキャラクターが登場する。ヒーローたちはDC限定なので、マーベルの商品は販売していないらしい。スター・ウォーズのキャラクターも出てくるしディズニー繋がりで出てきてもよさそうなものだが、複雑な大人の事情があるのか。バットマン以外のスーパーマンワンダーウーマンといったヒーローたちは出てくるだけで何もしないが、モブキャラのエメット(クリス・プラット)を主人公とした子どもの遊びと考えれば納得である。

三十郎氏も幼い頃にレゴで遊んだ記憶がある。あのレゴ・ブロックたちは、どこかに眠っているのだろうか。それとも捨ててしまったのだろうか。映画を観ると「ちょっレゴで遊んでみたいな」という気分になるが、価格を見るとちょっと手が出ない。レゴは高級品である。

監督は『21ジャンプストリート』のフィル・ロードとクリス・ミラー。同作の繋がりからか、チャニング・テイタムジョナ・ヒルが、それぞれスーパーマンとグリーンランタン役で出演している。

LEGO(R) ムービー(字幕版)