オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『クーパー家の晩餐会』

Love the Coopers, 106min

監督:ジェシー・ネルソン 出演:アラン・アーキンアマンダ・セイフライド

★★

概要

山積した問題がクリスマスに一挙解決する話。

短評

子ども向けアニメ―ションのようにナレーションで全てを説明しようとする映画である。登場人物が多く相関関係を把握するのが大変だが、把握していなくても話は理解できる。ちゃんと把握したところで奥行きはないし、別に気にしなくてもよい。

感想

熟年夫婦の離婚危機や、家族間のギクシャクした関係、逮捕、不倫といった問題が、クリスマスの魔法で一挙に解決する。それぞれが問題に向き合って解決したわけではなく、クリスマスの幸せな雰囲気に飲まれて解決した感じになっているだけである。問題の先延ばしと言ってよい。先延ばしにした問題とはいつか向き合うことになるが、その時期がいつもクリスマスと重なるとは限らない。

エレノアとシャーロットの母娘関係(「その顔をするのはやめて」というもの)だけは、身に覚えがあるような気がして面白かった。他の見どころは、ティモシー・シャラメの下手くそ過ぎるキスと、アマンダ・セイフライドの美貌くらい。

キャストは豪華である。アラン・アーキンジョン・グッドマンエド・ヘルムズ、ダイアン・キートンアンソニー・マッキーアマンダ・セイフライドマリサ・トメイオリヴィア・ワイルドティモシー・シャラメ。はっきり言わずとも無駄遣いである。