オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『灼熱の肌』

Un été brûlant(A Burning Hot Summer), 95min

監督:フィリップ・ガレル 出演:ルイ・ガレルモニカ・ベルッチ

★★

概要

妻に捨てられたヒモ男が自殺する話。

感想

車で木に突っ込んで自殺を図った男の話を友人目線で描いている。ヒモ男夫妻と友人カップルには似ている部分がありながらも、その結末は対象的なものとなる。単調なモノローグ、脈絡があるのかないのか分からない会話、冗長にも思える長回しの映像。明らかに苦手なタイプのフランス映画らしいフランス映画である。

愛についてのフランス映画なんて気に入るはずのないものを何故観たのか。ドゥニ・ヴィルヌーヴの『灼熱の魂』とタイトルが似ていて以前から気になっていたというだけである。レンタルショップで『灼熱の魂』だと思ってパッケージを手に取ったらこちらだった経験がある。この二つだけでも十分に紛らわしいが、『灼熱の肌(Mentiras y gordas/Sex, Party and Lies)』という同名の映画まで存在する。こちらはアナ・デ・アルマス嬢が出演している。いつか観なければ。

聞き覚えのある曲が流れたのでエンドロールを気を付けて見ていると、Dirth Pretty Thingsの“Truth Begins”だった。この曲が流れているシーンは、モニカ・ベルッチが浮気相手と踊っている姿を長々と捉えているだけなので好きではない。