オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『タイム・トゥ・ラン』

Heist(Bus 657), 92min

監督:スコット・マン 出演:ジェフリー・ディーン・モーガンロバート・デ・ニーロ

★★★

概要

カジノの金を奪って逃げる話。

あらすじ

コワモテのカジノオーナー(ロバート・デ・ニーロ)、病に苦しむ娘のため仕方なく強盗に参加する男、犯罪絡みで警察に通報されない大金、完璧だったはずが狂っていく計画、バスジャックして逃亡する強盗犯、強盗のくせに正義漢ぶって乗客を守ろうとする主人公。どこかで観たような設定の欲張りセットとも言うべき詰め合わせである。

感想

よくある設定というのは、意外性がないだけでこれ即ちつまらないわけではない。よく使われているということは、それだけ魅力的な題材ということでもある。上手く組み合わせれば面白くなるし、よほど下手に組み合わせなければそれなりに楽しめる映画になる。本作は後者のパターン。

主人公が自己犠牲で勝ち取ったハッピーエンドには意外性があり、その時点で良いハッピーエンドになると思った。それだけにデ・ニーロのヌルすぎる心変わりと強引過ぎる大団円は完全に蛇足。次作『ジ・アイリッシュマン』ではシケた爺さんになっていませんように。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のドラックス役や『007 スペクター』のヒンクス役で有名なデイヴ・バウティスタの坊主頭以外の姿を初めて見た。彼が、同じくプロレス出身のドゥエイン・ジョンソンのように主役を張れないのは、怖すぎる顔が原因か。

タイム・トゥ・ラン(字幕版)