From Paris with Love, 92min
監督:ピエール・モレル 出演:ジョン・トラボルタ、ジョナサン・リース=マイヤーズ
★★★
概要
駐仏大使館職員とCIAがパリで大暴れする話。
感想
大使館にCIAといった設定や有名スパイ映画をもじったタイトルとは裏腹に諜報要素はほぼ無く、さながら一人特殊部隊がパリに乗り込んできたという内容である。原案がリュック・ベッソンと分かれば納得で、こんなことをすれば国際問題どころではないと野暮なツッコミを入れることなく笑い飛ばすのが良かろう。
ジョン・トラボルタ演じる捜査官ワックスがやりたい放題の活躍を見せる。レストランで銃撃戦を始めたかと思えば、高速道路でロケットランチャーをぶっ放すなど、その傍若無人ぶりはとどまるところを知らない。
エッフェル塔で食事ができるらしい。スカイツリーにもレストランやカフェが入っていることを思えば驚くようなことでもないか。
余談だが、歴代ボンドガールで最も美しいのは『007 ロシアより愛をこめて』のタチアナ・ロマノヴァだと思っている。演じているダニエラ・ビアンキはイタリア人でロシア人ではないと知った時はショックだった。