オーガナザイズド

ONE OF THESE DAYS, I'M GONNA GET ORGANIZ-IZED.

『未来を花束にして』

Suffragette, 106min

★★★

あらすじ

二十世紀初頭のイギリスで参政権獲得を目指す女性たちの話。

感想

無関係に思える人が被害を被るデモや暴動に対する見方は厳しい。しかしキャリー・マリガン演じる主人公モード・ワッツの言う通り「窓を割り爆破しないと、男は耳を傾けない」。無関係だと思っている人もまた不平や不満を放置するというリスクを背負っていること自覚せずに被害者面はできない。

政治的な解決とは、分配の問題である。各々が自己の利益を最大化できるように求め合えば、落ち着くところに落ち着く。均衡というやつである。一方で文化的な解決はどうだろう。皆が納得するような共通理解がなければ、戦いが果てしなく続くことになる。

彼女たちが行った抗議行動の一つにハンガー・ストライキがあるが、今の日本だと誰かが死んでも食べなかった奴の自業自得と冷笑されそうで怖い。

未来を花束にして(字幕版)

未来を花束にして(字幕版)