オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『ロンドン・ロード ある殺人に関する証言』

London Road, 91min

監督:ルーファス・ノリス、ベン・パッティソン、フィル・ハント 出演:トム・ハーディオリヴィア・コールマン

★★

概要

五人の売春婦が殺害されたイングランドの田舎町の話。

感想

連続殺人事件が起きた町の住民たちによるミュージカル。犯人探しのミステリーではないと気づくまでは、事件や犯人のことが気になるのに住民が歌いだして話が進まないと焦れったい思いをする。

本作は実際の事件を基にしている。エンドロールで実際のインタビュー音源が流れて、これまでの歌詞がインタビューと同じ内容であることが分かる。

トム・ハーディは残念ながらミスキャスト。他のキャストの知名度が高いとは言えない中で一人だけ圧倒的な知名度を誇るスターが意味ありげは台詞を話すと、どうしても重要人物に見える。トム・ハーディにはほとんど出番がなく、あまり重要とも言えない役なので、観客の焦点をズラしてしまう不必要なミスリード役となっている。

舞台となるイプスウィッチはロンドンからは遠く離れている。ロンドン・ロードというのは日本における銀座通りのようにイングランド中にいくつもあるのだろうか。