オーガナザイズド

ONE OF THESE DAYS, I'M GONNA GET ORGANIZ-IZED.

『ザ・キューブ ファイナル・トラップ』

 Riddle Room, 80min

あらすじ

女性が覆面の男に監禁される話。

感想

あの『キューブ』とは何の関係もないし、女性が監禁される部屋が立方体というわけでもない。ファイナル・トラップというのも意味不明で、何が最後で何が罠なのかもよく分からない。『キューブ』の続編は『キューブ2』と『キューブ ゼロ』に二作品である。この二作品もなかったことにしておいて問題ない。

覆面の男たちはぴっちりした黒色の服を着ているのだが、その内の一人が小太りで少し変態感がある。彼らの手際の悪さの理由は最後に説明されるが「そう…」という程度の薄い納得感しか得られない。

せっかくなので、“キューブ”と邦題についた『キューブ』とは無関係の映画を集めてみた。製作年順に、『デス・キューブ(Death Game)』『CUBE IQ(The Game Room)』『CUBE IQ/ハザード(Omega Diary)』『CUBE NEXT キューブ・ネクスト(Intellectual Property)』『キューブ■RED(La Habitacion De Fermat)』『キューブ・ホスピタル(Cortex)』『エイリアン・イン・キューブ(The Dark Lurking)』『CUBE ハザードX(Bane)』。本作を入れて九作品でタイトル詐欺が行われている。なお『CUBE IQ』と『CUBE IQ/ハザード』もまた無関係の二作品である。

『キューブ』の公開された1997年からタイトル詐欺は開始され、続編が製作された2000年代初頭には一度中断されている。その後『キューブ ゼロ』の後に2000中盤から後半にかけて再度頻発した。本作は2010年代においても依然『キューブ』が人気であることを物語る貴重な生き残りである。