オーガナザイズド

三十郎氏は映画とカメラと旅について語りたい。なお、実態はほぼ映画である。

『ミッシング・デイ』

Reclaim, 95min

監督:アラン・ホワイト 出演:ジョン・キューザックライアン・フィリップ

★★

概要

孤児が養子縁組詐欺業者と里親の間を二度三度と行き来する話。

感想

冒頭に映るハイチでの地震がタイムリー過ぎて驚いた。

子どもの人身売買というセンシティブなテーマを軽く扱いすぎているが、スリラーとしては十分に成立している。エンドロール前に「人身売買されている子どもの数は年間120万人に及ぶ」と出てくるが、本作の主人公夫妻も孤児を買ったようなものだし、正規の手続きを経てないのでアメリカに連れて帰れないだろう。

“Reclaim”という詐欺の手口(養子縁組仲介業者が里親から手数料を受け取った後、孤児を連れ戻す)はいかにもありえそうだと思ったが、連れ戻しの実力部隊を雇うより新しい孤児を連れてくる方が安いだろうし、そもそも里親に子どもを引き渡す必要がないので成立しないのではないか。

ミッシング・デイ(字幕版)

ミッシング・デイ(字幕版)